アムラオイル
amla oil
インドでは「村の看護婦」と呼ばれるアムラフルーツ。髪と頭皮に天然ビタミンが素早く浸透。潤いをキープしながら健やかな頭皮と髪をつくります。
【 髪にハリとコシを取り戻したい方におススメ!】
熱に強く、安定したビタミン(1実3000mg含有)を含有するアムラ果実は、頭皮環境の老化を予防する最良のハーブです。また含有の天然ビタミンは、合成ビタミンよりも吸収が早く効果的なことが最近の研究で明らかにされています。
成分表示名=アンマロク果実
英語名=Emblic Myrobalan
サンスクリット=Amlaki
科=トウダイグサ科
成分=果実はビタミンCが豊富で、果実と葉はタンニン、種の油はリノール酸を含む。
使用する部分=乾燥果実、種、葉、根、樹皮と花
産地:メインは北インド、ガンジス川ほとりの平原で収穫されます。ラジャスタン州でも砂漠を離れた地域で収穫できます。
【おススメの使用方法】
洗髪~タオルドライした後の髪に数滴(下記参照)を手のひらに伸ばして、髪と地肌に塗布します。ドライヤーの熱から髪を守り艶をキープします。またインドではヘナペーストに混ぜて使用します。
アムラ、シカカイ、バヘラ、ブリングラジ、ブラーミ、ハラールのハーブを、およそ36時間、何も混ぜていない水を入れた容器に浸けます。それから火を入れ、約100℃前の湯で2~3時間煮込みハーブの薬効を取り出します。ハーブスープを室温に戻した後、ゴマ油(ベースのセサミオイル)と混ぜ、再び100℃で4~5時間、あるいは水が完全に蒸発する火に掛けます。その後、ハーブ混合油を室温に戻し、アムラ・エッセンスを加え、ふるいに通して植物繊維を取り除き、4~6層の細かい木綿の布でろ過します。ミネラルオイルで粘度を調整して使いやすいトロミに調整します。
成分の「ミネラルオイル」について
ミネラルオイルの成分は石油から作られているものです。 ミネラルオイルは石油から取れた成分を精製し、不純物を取り除いて作られています。石油由来のオイルですが、肌荒れを抑える(肌への吸収率が低いため肌表面に成分が残り保護する)効果があります。皮膚保護剤として知られているワセリンなどもこのミネラルオイルを使用します。
しかしながら当社のミネラルオイル成分(アムラオイルに入っている)は、このような肌の保護の為に使用したものではありません。原料のインドセサミオイルの粘度が高いため(粘る)その使用感を改善するために少量を加えたものです。ミネラルオイルを加えることにより、オイルがサラサラになり髪への使用感(伸び)がよくなります。
(参考) 30年前のミネラルオイルは、皮膚病の原因として知られていましたが、その背景にはオイルの精製技術が追いつかず、不純物が多く混じってしまっていたからです。現在のミネラルオイルの精製技術は発達しており不純物の約99.9%以上を除去できる品質となり、安心して赤ちゃん用などに使う事ができる品質となりました。赤ちゃん用のベビーオイルもその代表製品です。しかしながら石油由来の成分に変わりありませんので、過剰な使用は肌の活性化を弱らせたり、アレルギーのリスクはありますので、ご自身の肌に合うか確認しならがご使用下さい。
★植物成分100%のオイルを希望される場合は、アムラオイル以外の3種のオイル(リリーフオイル、ジャスミンオイル、ハーブオイル)が該当します。
インドではヘナパックの前に、ヘッドマッサージを行います。健康な髪のための重要なステップですので是非行ってください。
オイルを指先につけて地肌全体にすり込むようにマッサージします。
指の腹を使用して爪を立てないように行います。自分が気持ちのよい圧力とリズムで行いましょう。マッサージ(頭皮の血流を促進)することにより毛母細胞(髪をつくる細胞)が活性化します。
お肌についたヘナを取りやすくするために髪の生え際、耳と耳の後ろ、えりあし周りにもオイルを伸ばしておきます。
余ったオイルは、ヘナペーストの中に入れます。
パウダータイプのアムラも人気です!