このページは美容室プロスタッフ、ヘアカラーリスト(技術者)または E C ディーラー(業販)向けの専門情報(素材フリーD/L)ページです。
閲覧上のご注意点:古典アーユルヴェーダ文献に記された内容を和訳引用しております。一部、薬効や効能を表現が含まれますが、当社の製品効果を表現するものではありません。
製品名:かの子のハーバルヘナ25番
カラー:ブラウン
製品の特長
新鮮なヘナに髪と頭皮を健やかにするインドハーブ15種類を配合しております。弱った髪と頭皮に感動の変化を与えてくれます。リピート率No1の人気ブレンドで、感謝のお便りが最も多い製品でもあります。
美容室では傷んだ髪、ダメージ集中リペア用のヘアパックとして使用されます。髪をコンデショニングするハーブも使用しているため、ヘナの使用時によくある「髪がごわつく」症状がありません。
アムラとメリアアザジラクタ葉(ニーム)の配合量が多い点も、この製品がすぐれているポイントです。白髪の発生を抑え、頭皮の臭い(原因菌の除去)を解消します。(インドでは)フケ症の方、脂漏性湿疹などにも有用との情報です。
商品説明バナー
全成分情報
ヘンナ、クルミ殻粒、アンマロク果実、チャ葉、メリアアザジラクタ葉、バコパモンニエラエキス、バラエキス、タカサブロウ葉、カミメボウキ葉エキス、コーヒー種子エキス、アセンヤクノキガム、コロハ種子エキス、ムクロジエキス、アカシアコンシナ果実、ミロバラン果実エキス、レモン果皮
含有 順位 |
成分名 | インドにおける使用目的 |
1 |
ヘナ
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髪のボリューム、皮膚病、炎症抑制、血液浄化(more info) |
2 |
クルミ殻粒 クルミ木の皮 |
毛髪のハリ(コシ)、抗酸化 |
3 |
アムラ
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頭皮環境を健やかにする(more info) |
製品pH値:5.04弱酸性(※参考値)
製造時のパウダーは写真の通りです。ヘナの葉はグリーンですが、他のハーブが混ざるため茶色のパウダーとなります。植物成分なので時間ともに酸化が進み(開封時に)パウダーは若干、茶色(黄土色)に変化しますが染毛効果に何ら影響はありませんのでご安心ください。また薬事法(薬機法)における3年の使用期限(品質が変異しない状態)も問題ありません。しかしながらハーブの鮮度とその薬効を鑑みて、仕入れ後は1年以内の使用を推奨しております。パウダーの品質を保つため脱酸素剤を封入しております。
発色情報
ヘナ2番(ヘナ100%)に比べ、若干、落ち着いた発色になります。黒髪に使用する場合、元の髪の状態が大きく影響します。傷んだ髪やキューティクルが広がっている髪は染まりやすく、黒髪をワントーン明るくする仕上がりです。反面、キューティクルの締まったツルツルとした髪は染まりにくいです。
白髪を染めた直後は、鮮やかな茜色ですが、約48時間で鮮やかさが消え茜色の髪になります。さらに日数の経過で髪色はさらに落ち着き、ブラウンカラーへ変わります。髪色がブラウンカラーに変化するには約1カ月程度かかるため、通常はインディゴの追い塗りで髪色を調整してください。
無添加情報
2021年5月20日
パラアミノフェノール ≫検出限界未満(0.1g/100g)
パラフェニレンジアミン ≫検出限界未満(0.1g/100g)
ピクラミン酸 ≫検出限界未満(0.1g/100g)
ブリリアントグリーン ≫検出限界未満(0.01g/100g)
第B2104143-001号 / 2021年(令和3年)
試験実施期間 2021年5月6日~2021年5月20日 / by HPLC法
検体名 HENNA & ALL HERBS Ingredient Inspection 2021MAY [Additive-free Certificate]
施術上の注意点
ペーストを塗り終えたら、しっかりと揉み込みを行い、ヘナの色素を髪に深く浸透させてください。
ヘナ葉のローソン(Lawsone)またはヘンノタンニン酸(hennotannic acid)は、ホウセンカやツマクレナイノキ(Lawsonia inermis)から得られる赤橙色の染料でタンニン染料分子と呼ばれます。この染料は葉緑素によっておおい隠されているので見ることはできませんが、葉を砕いてレモンジュースのような酸性の液体と混ぜると細胞壁のセルロースが溶け、染料分子は発現します。髪に塗られたヘナペーストから染料分子が移動し、毛幹の表皮細胞壁を破り、そして髪の主成分であるケラチンと結合します。
この染料分子をヘナから効率的に出す方法とケラチンに多く結合させることが「ヘナの染毛力」を決めます。ヘナを溶く温度や使用するタイミング、髪の状態などに影響を受けます。
ヘナ以外にもいろいろな色素を持つ植物はありますが、髪にケラチンにこれほど強く結びつくものはありません。ヘナが髪を染めるのに最も適している理由です。